
~眠りと運動編~
過ごしやすく運動にも最適な気候になってきた秋の夜長・・だけど夜間の激しい運動は眠りに悪影響。
眠りに快適なタイミングとその種類は?
身体づくり・リフレッシュのために会社帰りにスポーツジムに通う人も多いでしょう。快眠の観点からも、運動によるリラックス効果や疲労感はとってもよい効果があります。
ただし、運動をする時間には注意が必要です。「夜間の激しい運動」には、体内リズムを1時間~2時間後退させるという働きがあります。
この体内リズムが後退していく事で、眠気の発生時間がずれたりや体温コントロール機能が弱まり、どんどん入眠時間が遅くなってしますのです。
そして、就寝時間前の運動は、交換神経活動が過度に活発になり、体温も上昇して「眠れないという状況を引き起こします。
睡眠改善学上では、「日中~夕方まで(遅くとも就寝3時間前まで)に筋肉痛などを伴わないリラックス効果が高い運動」が好ましいといわれています。
ですが、多忙な現代人にはなかなか難しい習慣ですよね。
そこでおすすめするのが、自宅でのゆっくり無理をしないストレッチです。
是非とも、“簡単ぐるぐるまわし”ストレッチを取り入れていただく事を推奨します。
- 手首・足首をぐるぐるまわし・・・足がポカポカしてくるまでゆっくりまわして、皮膚温度をゆっくりあげましょう。温まって手足から熱が放出される事で、身体の深部体温がどんどんさがり、それによって深い眠りを導く事ができます。
- 腕ぐるぐるまわし・・・大きくゆっくり腕をまわすだけで、肩甲骨回りの緊張が和らぎ、 筋肉が柔らかくなります。実はこの肩甲骨回りが柔らかくなると、ベッドに横になったときにぴったりとマットレスにフィットするという声を多く聞きます。
- 首ぐるぐるまわし・・・たっぷりと深呼吸しながら首を大きくゆっくり回します。右に3回まわしたら、左に3回。ポイントは深呼吸にあわせてゆっくり行う事です。大きな深呼吸をする事で、副交感神経が優位になりリラックス効果も高まりますよ。
“簡単ぐるぐるまわし”ストレッチ
快眠におすすめの簡単ストレッチのポイントは、1.手足を温めること、2.筋肉を柔らかくする事、3.たっぷり深呼吸してリラックスすること。
これを意識してあなただけの快眠ストレッチタイムをつくって下さいね。
※上記、適度な運動量には個人差がありすべての方に、最適な運動とあてはまらない事もります。
また、身体に痛みを感じたり体調不良の時は無理せず運動を控えて下さい。